これまで高度成長期など周りの環境に合わせて成長を続けてきた企業も多くありますが、これからが正念場ではないかと言われています。大手の製造業も同じものばかり作っていたのでは、これ以上成長することができず、縮小しなければならない状況なのです。
時代は刻々と変化しますが、今に合わせていたのでは遅れてしまうため、5年後、10年後の日本を見据えながら取り組んでいかなければなりません。このような取り組みは大手の企業に特に言えることなのですが、逆に中小企業はこれまで取り組んできたことを活かすチャンスでもあります。自分たちでしかできないことをアピールして売り込むということです。そのためには新しいアイデアや考えが必要です。常に考えてそれを意見として言える環境が求められてきます。
会社は利益を上げ続ける必要がありますが、そこには常に新しい価値を求めていくか、付加価値を付けていかなければなりません。これまでの商品に付加価値をつけるために何が必要なのか考えていくことです。例えば自動車を作る会社であっても、自動車にこだわる必要はないということで、知識や技術力があるのでそれらを活かして、日常にいかに入り込んでいくのかが重要となります。