企業の生産性を上げるにはノンコア業務の見直しが鍵




Last Update:2022/01/15

企業は様々な業務によって経営が成り立っています。これらの業務はコア業務とノンコア業務の2種類に分類できます。

コア業務とは、直接利益や売り上げに繋がる業務のことです。もっとも分かりやすい例としては、顧客獲得のための営業が挙げられます。専門性が高く、難易度の高い業務です。

一方、ノンコア業務とは、コア業務のサポートを担う業務のことです。事務や経理はノンコア業務に含まれるケースが多いです。

コア業務とノンコア業務、いずれの業務であってもすべてを自社の従業員のみに担当させることは、従業員の負担が大きいことから推奨されません。生産性を向上させるためには、従業員がより利益や売り上げに繋がるコア業務に集中できる環境を整える必要があります。

ノンコア業務こそ代行サービスがおすすめ

では、ノンコア業務はどうすれば良いかというと、業者に代行を依頼することが勧められます。現代は企業のノンコア業務を代行してくれるサービスが数多く提供されています。こちらでは、そのような代行サービスの一部を紹介します。

<総務業務代行サービス>

どのような企業でも耳にする総務とは、担当部署が定められない業務を担う仕事です。例えば、事務用品や消耗品の管理や手配、企業内で使われている機器や設備の保守契約の手続き、契約書をはじめとした文書管理などが総務の仕事に含まれます。

ノンコア業務とはいえ、総務の仕事がなければコア業務を実施することもままなりません。円滑にコア業務を進行させるために総務の仕事は重要です。

そんな総務の仕事は代行を依頼することができます。本来は総務が担当する仕事を各部署の従業員が分担している企業の場合、総務代行サービスを利用することで業務の効率化が図れます。

総務業務代行サービスの例としては、備品の補充や管理、契約書の作成、受付の代行などが挙げられます。

<経理業務代行サービス>

企業において、資金を管理する重要な業務を担っている経理ですが、こちらもノンコア業務に含まれます。売上の管理や従業員の給与管理・計算、決算書の作成などを担当します。代行する際は、より信頼がおけると判断できる業者に依頼することが勧められます。

経理業務代行サービスの例としては、給与管理や決算書の他に、確定申告や年末調整の計算、領収書の発行や送付などが挙げられます。

<福利厚生業務代行サービス>

従業員がより快適に仕事に打ち込むための環境を整える福利厚生に関わる業務を代行するビジネスもあります。例としては、NTTビジネスアソシエが提供する社宅管理代行サービスが挙げられます。

一口に社宅管理と言っても、付随する業務は住宅の契約に関するものから支払いに関するもの、データ作成に関するものなど多岐に渡ります。加えて社宅管理に関連する業務は煩雑で専門的な知識が必要な事柄も多いため、自社内の従業員が担当しては非効率であるケースがほとんどです。

NTTビジネスアソシエの「テンタエース」を利用すれば、社宅管理に関連する業務を有資格者の専門スタッフに任せることができます。自社内担当者の負担が大幅に削減されるため、コア業務に専念できます。→社宅管理代行「テンタエース」サービス概要

企業にとって代行サービスの活用はメリットが多い

以上のように、様々な代行サービスを活用することで、従業員に生じるノンコア業務の負担を軽減することができます。

そのほか、ノンコア業務を外部の業者に代行してもらうことにより、その業務自体の専門性を高めることができるというメリットも生じます。例えば経理の業務であれば、税制に関する専門家が所属する業者に代行してもらうことで、手続き上の不備を減らすことができるでしょう。また社宅管理も、賃貸契約など法律に関する知識を要する業務が多く発生しますので、専門の業者へ代行を依頼することで安心感が高まります。

自社にとって必要なサービスを取捨選択し、生産性の向上に繋げましょう。

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